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学資保険を使い果たした夫と別れ、7年来の友人と再婚 50歳を前に「誰と結婚しても大変」と笑えるようになるまで

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18年間の結婚生活に終止符を打ち、7年間友人だった同い年の男性と再婚した理由とは(イラスト:堀江篤史)

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いわゆる「友情結婚」を除けば、性的な魅力をまったく感じない相手と結婚するのは難しい。ただし、年齢を重ねるにつれて、一目惚れ的な感情を優先する割合は低くなっていく。人柄や人生観を含めた相性によって「パートナーとして尊重し合えるか」を判断するようになる。それも一つの恋愛の形だと筆者は思う。

40歳のときに18年間の結婚生活に終止符を打ち、離婚3日後から婚活を始め、7年間友人だった同い年の男性との「まさかの結婚」を果たした女性がいる。千葉県の自宅で美容系の自営業をしている山中文香さん(仮名、49歳)だ。

「地元で私が創始した合唱サークルの仲間です。男性メンバーの中では一番若くて独身だったのは確かですが、私は仲間をそういう目で見たことはありません。でも、私が離婚して婚活をしていることをメンバーに話したら、ことあるごとに『ここにいる残り者同士でいいじゃん』と私たちを固めようとするんです。そのうちに彼がやる気になって……」

会社内だったらセクハラで一発アウトになるようなエピソードだ。その話の前に、最初の結婚生活について聞くことにしよう。

何でも自分で決めてしまう夫

「いがみ合ってはいなかったけれどファミリー感はなかった」と、文香さんは、前夫の健さん(仮名)について振り返る。

「高校を卒業してから就職した会社の先輩です。5歳も年上なので大人に見えたんですね。23歳のときに結婚して長男と長女を授かりました。前の夫は良くも悪くもマイペース。何でも自分で決めちゃうんです。車や家を買ったときも事後報告でした」

文香さん自身も「自分で自分を楽しくできる性格」で、配偶者とベッタリ一緒に何でも共有したいタイプではない。上述の社会人サークルを作ったり、会社を辞めて自営業を始めたりして、家族以外の人間関係も大事にしてきた。

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【野放図にお金をつぎ込む夫、将来が不安に】

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