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学資保険を使い果たした夫と別れ、7年来の友人と再婚 50歳を前に「誰と結婚しても大変」と笑えるようになるまで

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18年間の結婚生活に終止符を打ち、7年間友人だった同い年の男性と再婚した理由とは(イラスト:堀江篤史)
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しかし、健さんのマイペースぶりは常軌を逸していたらしい。

「あるときに整体師になりたいと言い出しました。私も似たようなものなのでそれは構いません。『だったら家で一緒に自営をしようよ』と提案したのですが、全く聞かず、高額な養成学校に通ったり好立地の店舗を借りるために退職金も預貯金もつぎ込んだんです。それでも足りず、子どもの学資保険も勝手に解約して、親から150万円も借金をして……。さすがについていけないと思ったし、老後の生活が怖いと思って、離婚することにしました」

自分と性格が似ている長女を溺愛し、求められるままにペットを買い与えたりしている健さん。妻の文香さんには「そうか。別れよう。僕は僕で頑張るから、君は君で頑張れ」と言ったのみだった。

2018年のことだ。ちなみに健さんはまさに全財産をはたいて作った整体院を1年足らずで投げ出し、車中泊を始め、今は南の島で暮らす計画を練っている。やや破滅型というか風来坊的な気質の人なのかもしれない。

財産分与を諦め、一人暮らしに

離婚した文香さんは「ない袖は振れぬ」と財産分与などはさっぱり諦めて、近所にアパートを借りて、新たな自宅兼仕事場とした。子どもたちはどうしたのだろうか。

「重度の障害がある息子は7歳のときから専門の施設で暮らしています。娘には『どうする? ママと一緒に来る?』と聞いたのですが、私が借りた狭いアパートではペットは飼えませんし、友だちも呼べません。娘は夫がいる実家に残り、私のアパートとは歩いて行き来するようになりました」

こうして新生活がスタートしたが、文香さんは寂しさではなく不安が募った。自営業の自分が残りの人生を一人で過ごすのは怖い、孤独死は嫌だ、という気持ちだった。

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【婚活パーティーで目の当たりにした現実】

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