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学資保険を使い果たした夫と別れ、7年来の友人と再婚 50歳を前に「誰と結婚しても大変」と笑えるようになるまで

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18年間の結婚生活に終止符を打ち、7年間友人だった同い年の男性と再婚した理由とは(イラスト:堀江篤史)
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結婚してみると、「大介さんは、愛情と懐が深い一方で、自他に厳しくて物事に細かい人だとわかった」と文香さん。まずは、結婚してからローンを組み、40代半ばにして一戸建てを購入。文香さんが客を迎えられる仕事部屋も作ってくれた。

「前の夫が『島に行くのでしばらく預かってくれ』と置いていった柴犬も嫌がらずに引き取ってくれました。アルバイトをしながら一人暮らしをしている長女にも『たまにはゴハンを食べにおいでよ』と言ってあげています。父親似で何事にもゆるい長女と共同生活をするのは無理だと思いますが、いい関係を保とうとしてくれるのはありがたいです」

物事への細かさは例えば家事に現れる。ある日、寝室にいた文香さんは洗面所に呼び出され、鏡に付着した汚れの原因を聞かれた。「汚してごめん」と謝りながらタオルで拭こうとすると大介さんは待ったをかけた。

「どんな物質なのかわからずにタオルで拭いたら汚れが広がって吸着するかもしれない、と言うんです。そんなことで先に休んでいた私を起こすなんて……」

徐々に役割分担がはっきりと

以来、掃除は基本的に大介さんが担当。文香さんは料理と掃除という役割分担になっている。

「私を束縛することはありませんが、可能な限り家族として一緒に過ごしたいという気持ちが強いみたいです。2人で犬の散歩に出かけたとき、私が途中で用事があって別々に帰ったことがありました。いつもとは違う道で帰ったら、『なんでわざわざ違う道で帰ってきたの』と聞くんです。彼はどこかで私を待っていたのかもしれませんが、どうせ同じ家に帰るんだから道なんかどうでもいいと私は思ってしまいます」

初婚の大介さんのほうが今は気持ちが強い関係性だが、2人は基本的には同じ方向を向いている。長男でもある大介さんの両親にも孫を抱かせてあげたいと思い、不妊治療にも挑戦。43歳のときに妊娠したが、残念ながら流産してしまった。

「44歳までと決めて治療を続けましたが、今はきっぱり諦めました。夫も納得してくれて、時間とお金を2人のために使っています。春と秋には国内旅行をするのが定番です。関西ぐらいまでなら車で行っています」

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【文香さんも鷹揚に受けとめられるように】

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