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ライフ #廃墟モールの経済学

「地元商工会を無視して町が誘致」→「震災のダメージで廃墟化」 茨城初のアウトレットモールをテナントが「逆買収」した訳

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失敗したモールを引き継いだのはなぜなのか?(筆者撮影)
  • 坪川 うた ライター・ショッピングセンター偏愛家

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茨城県初のアウトレットモール「大洗リゾートアウトレット」。ネット上では「廃墟モール」と言われており、本連載「廃墟モールの経済学」で取り上げた際も大きな反響を呼んだ。
だが、このモールには数多ある廃墟モールの中でも一風変わった経緯を持つ。テナントが、施設を買収し、運営しているのだ。背景を取材すると、行政の無責任さや、前運営会社の運営の問題点が浮き彫りになると同時に、廃墟モールという”負の遺産”を、なんとかにぎわいのある場所に変えようと奮闘する人たちの姿が見えてきた――(本記事は全3回です。第2回はこちら、第3回はこちら)。

いちテナントがモールを買収

茨城県の海沿いに、人口約1万5千人の大洗町がある。ここ大洗町に2006年3月、約70店舗をそろえた県内初のアウトレットモール「大洗リゾートアウトレット」がオープンした。

しかし、より大型の競合アウトレットモールに太刀打ちできず、東日本大震災が引き金となり衰退。施設を開発し、所有・運営していた八ヶ岳モールマネージメントが撤退したのち、17年に「大洗シーサイドステーション」という地域密着型のモールにリニューアルされた。

「大洗シーサイドステーション」(筆者撮影)
【写真を見る】「地元商工会を無視して町が誘致」→「震災のダメージで廃墟化」 茨城初のアウトレットモールをテナントが「逆買収」した訳(22枚)

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