「約3800万円の落札事例も」F1エンジンをコレクション化する「メモラビリア」のビジネスとクラシックカーの投資的価値

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F1エンジンなどの貴重な収蔵品のほか、限定版のコレクターズアイテム、署名入りグッズなどを提供する、ホンダ・レーシングが展開しているビジネス「メモラビリア」。その新コレクションとして公開されたエンジン分解時に生まれた部品を用いたジュエリーたち
F1エンジンなどの貴重な収蔵品のほか、限定版のコレクターズアイテム、署名入りグッズなどを提供する、ホンダ・レーシングが展開しているビジネス「メモラビリア」。その新コレクションとして公開されたエンジン分解時に生まれた部品を用いたジュエリーたち(写真:筆者撮影)

ホンダ技研工業(以下、ホンダ)のレース活動を支えるホンダ・レーシング(以下、HRC)は、本物のF1エンジンなどを美術品のようなコレクションとして販売する「メモラビリア」という事業を展開しているが、先ごろ、その新コレクションの披露会が都内で実施された。

昨年4月にスタートしたメモラビリアでは、1990年にF1ドライバーのアイルトン・セナがドライブしたマクラーレンMP4/5Bに搭載されていたホンダRA100Eエンジンを分解。これを美しくディスプレイした商品をアメリカ・モントレーで開催されたオークションに出展したところ、25万4500ドル(約3800万円)で落札された。また、セナのチームメイトだったゲルハルト・ベルガーが使用したRA100Eエンジンについても、カムカバー、ピストン、コンロッドなどを個別の製品として販売したという。

【写真】メモラビリアの新コレクション披露会の様子(22枚)

ジュエリー・アトリエと提携

今回の新コレクション披露会では、これまでになかった展開として、山梨県甲府市のジュエリー・アトリエ「B.L.S.」と提携。エンジンを分解する過程で生まれたボルト、ナット、ワッシャーといった小物をジュエリーに生まれ変わらせたうえで販売するプログラムが発表された。

過去に使用したF1エンジンやその主要パーツをコレクションとして販売するビジネスは、たとえばフェラーリなども行っているが、ボルトなどの小物パーツをジュエリーとして販売する試みは寡聞にして知らない。

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