57%が睡眠対策を「放置」、寝不足でも6割が無理に出勤…睡眠時間が4年連続で世界最短の"不眠列島・日本"を救う技術

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世界睡眠デー
「睡眠不足列島」の日本を変える、これからのテクノロジーとは?(写真:Ushico/PIXTA)
毎年3月に定められた「世界睡眠デー」。現在、睡眠市場は着実に拡大している。それを象徴するように、様々な切り口から睡眠から考える「ヒルズハウス Sleep Biz 2026」が、麻布台ヒルズにて初開催。睡眠を通じた「創造的な働き方の実現」を目指す約70社が参画し、睡眠関連のセミナーやプロダクト展示で賑わった。「睡眠不足列島」の日本を変える、これからのテクノロジーに迫った。

寝室を別にする「睡眠離婚」も日本が最多

「いかに深く、質の高い睡眠を手に入れるか」という、現代のビジネスパーソンにとって最も切実なテーマに光を当てた「ヒルズハウス Sleep Biz 2026」(2026年3月10日)。睡眠障害について学ぶセミナーや、睡眠の質を高める脳のトレーニングの講演など多彩なセミナーが並ぶ中、CPAPなどのデジタル睡眠医療を牽引するResMed(レスメド)が、最新の「世界睡眠調査 2026」を発表した。

調査結果によれば、日本人の平均睡眠時間は4年連続世界最下位。最も多いのは「6時間睡眠」で、世界標準とされる7〜8時間を大きく下回る。また、睡眠の「質」にも課題がある。週に1日も熟睡できていない人の割合は8.3%に達し、世界平均の5.1%を上回った。

こうした状況がありながら、改善行動につながっていない点も問題だ。「質の高い睡眠が健康寿命を延ばす」と理解している人は世界平均の84%に対し、日本は63%にとどまる。「睡眠改善ツールを何も使っていない」と答えた人は57.4%にのぼり、世界平均29.3%の約2倍だ。睡眠不足が糖尿病や心疾患のリスクを高めることへの認知も低く、睡眠を健康課題として捉える意識の弱さが浮かび上がる。

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