57%が睡眠対策を「放置」、寝不足でも6割が無理に出勤…睡眠時間が4年連続で世界最短の"不眠列島・日本"を救う技術
さらに、日本では睡眠不足による疲労があっても、約6割が無理をして出勤しており、約7割が病欠を選ぶ世界平均と真逆である。これは、不調を抱えたまま働き、生産性が低下する「プレゼンティーズム」を招く要因となりかねない。さらに、「上司が健康を気にかけてくれる」と感じる人も26.4%にとどまり、職場の理解不足も浮き彫りになっている。
プライベートでも、日本はパートナーと寝室を分ける「睡眠離婚」率が57.2%と世界一だ。睡眠環境を守る工夫ともいえる一方で、いびきや無呼吸など、睡眠時無呼吸症候群の兆候を見逃すリスクがある。日本の睡眠課題は、量・質・意識・職場文化のすべてにまたがっていると言えるだろう。
遺伝子と腸内環境の検査で、睡眠の質をパーソナライズ
約70社のブースは「Experience(体験)」「Study(学び)」など4つのゾーンで構成されており、テクノロジーを活用した睡眠改善システムや最新の寝具、さらには遺伝子解析に基づいた睡眠アドバイスなど最新のスリープテックが集結した。
KEAN Healthは、睡眠の体質を明らかにする遺伝子解析と腸内フローラ検査を組み合わせた個人向けの検査を提供するヘルステック企業だ。「第二の脳」とも呼ばれる腸内環境が、メンタルや睡眠に多大な影響を及ぼすことは、今やウェルネスの新常識。ヘルステック企業のKEAN Healthは、睡眠に関する体質傾向がわかる遺伝子検査と、睡眠に関わる腸内環境がわかる腸内フローラ検査を提供する。
CMOマーケティング本部長の水本歩氏は、こう説明する。
「私たちの体質は遺伝子によってある程度の傾向がわかる一方で、現在の腸内環境は日々の生活で変化します。当社では、睡眠の質や深さ、朝型・夜型、ロングスリーパー・ショートスリーパーといった睡眠傾向を把握する遺伝子検査と、寝つきのよさ、目覚めのスッキリ感など睡眠の質に関わる腸内細菌の有無を数値化できる腸内フローラ検査の両方を提供しています」
検査は非常にシンプルで、遺伝子検査は唾液を、腸内フローラ検査は便を自分で採取して郵送するのみ。遺伝子は基本的に不変のため、一生に一回でいいが、腸内環境は食事やストレスなどで変化しやすいため、定期的に検査し、モニタリングすることで、自分の食生活や努力がどう数値に反映されたか、答え合わせしながら継続できる。





















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