57%が睡眠対策を「放置」、寝不足でも6割が無理に出勤…睡眠時間が4年連続で世界最短の"不眠列島・日本"を救う技術
このソリューションが目指すのは、単なる福利厚生ではない。生産性が利益に直結するIT業界や、安全管理が最重要課題となる物流業界において、アルコールチェック同様の「乗務前パフォーマンスチェック」としての導入を見据えている。
ビックカメラは睡眠カテゴリーを強化中
最先端のテクノロジーと並んで意外な存在感を放っていたのが、小売大手のビックカメラだ。同社が寝具の製造子会社である生毛工房をグループ会社に持ち、羽毛布団などを自社開発するなど、実は睡眠アイテムに力を入れていることはあまり知られていない。
ブースでは、ポーランド産グースを使用した軽くて温かな高級羽毛布団や、市場が急拡大しているという「枕」の最新ラインナップが紹介された。特に売れ行き好調なのは、その名の通り「寝心地が良すぎて羊を数える必要がなくなる」と話題の『ヒツジのいらない枕』だ。独特の素材感と高い耐久性を備えたこの枕は(メーカーは株式会社太陽)、今や同社のスリープコーナーで最も売れるヒット商品となっている。
生毛工房 営業部長の佐藤雅昭氏は、「ビックカメラでは布団だけでなく、香りや健康家電も含め、睡眠につながるものはすべて関連付ける『トータルスリープ』を提案しています」と話す。
睡眠への関心の高まりを受けて、新宿西口店などでも睡眠専用の売り場をまとめるなど、消費者の眠りの質を底上げする「身近な相談窓口」としての存在感を高めているようだ。
睡眠をコントロールするため、データで可視化し、自分に合った道具で整えていく。イベントは、質の高い睡眠を「明日のパフォーマンスへの投資」として日常に組み込む、そんな当たり前で新しい習慣の始まりを予感させた。「賢く休む」ことを仕組み化する、これからの働き方のスタンダードを考えるいいきっかけとなった。
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