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嗅覚の低下は"アルツハイマーの兆候"というデータも… 認知症予防に効く「においを嗅ぐ力」の鍛え方

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  • 財満 信宏 近畿大学教授、博士(農学)

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人間の「脳」と「香り」には密接な関係があるといいます(写真:A_Team/PIXTA)
「嗅覚を正常に保つことは、未来の認知機能を健全に機能させるためにも必要なことなのです」。こう語る近畿大学教授の財満信宏氏によれば、日々の暮らしの中で香りを意識して嗅ぐ習慣をつけることが、嗅覚のトレーニングにつながるそうです。
本稿では、財満氏の著書『香りをかぐという最強の健康法』から一部を抜粋・編集する形で、香りがもたらす様々な健康効果とともに、アメリカでの研究結果から得られた、嗅覚の低下と認知機能の関係について解説します。

「いい香り」を嗅ぐとリラックスできる

本稿では、香りが心と身体にもたらす効能についてお話しします。ズバリ、香りとストレスの関係性についてです。いい香りを嗅ぐと気持ちが安らぐのは、すでに多くの方が実感していることでしょう。

いい香りを嗅ぐと、リラックスできる。ストレス解消に役立つということに異論をとなえる方は少ないのではないでしょうか。

「バランスのとれた食事をとるのは健康に良い」と同じように当たり前のことをいっているように感じますが、「香りがなぜ心と身体に影響を及ぼすのかわかりますか?」と尋ねると、ぱっと答えられる人は少ないかもしれません。

ストレスについて話をする際、自律神経の存在に触れないわけにはいきません。ご存じの方も多いと思いますが、簡単にご説明します。

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