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ライフ #東京で最初に住んだ街

「まるで夢の国」→「居心地悪くなって離れる」…転勤で念願の上京、24歳女性が吟味して選んだ「三茶でも吉祥寺でもない」街の魅力と、変化の実態

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  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト

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観光地かと思いきや、意外と住みやすい浅草、合羽橋(筆者撮影)
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進学、就職、結婚……人は様々な理由で東京に移り住む。しかしずっと同じ街に暮らすとは限らず、一度引っ越すと、その街に何年も足を運ばないケースも――本連載ではそんな「東京で最初に住んだ街」を、様々な書き手が久しぶりに歩き、想い出の中の街と現在の街を比べていきます。
第4回は外食ライターの大関まなみさんが、合羽橋で過ごした日々を振り返ります。

訪日外国人たちであふれそうな東京メトロ銀座線から逃れるように降りた田原町。改札を出て階段を登ると、懐かしい景色が視界に飛び込んできた。

そこから歩いて5分ほど、「合羽橋」に到着した。吉祥寺、高円寺、下北沢、中目黒、三軒茶屋――。20代女子が憧れがちなおしゃれタウンが挙がる中、私が「東京で最初に住んだ街」だ。

若い女子にとっては、合羽橋は「普通選ばない街」かもしれない。しかし、これが非常に奥深い街なのである。

筆者が最寄り駅にしていた東京メトロ銀座線の田原町駅(筆者撮影)

地方配属で友人ゼロ、心を軽く病んだ新卒期

2011年、社会人1年目の私は絶望していた。新卒で入った会社で、東海のとある地方に配属されたのだ。

断っておくが、東海エリアが嫌いなわけではない。私が北関東の出身で、仙台で大学生活を過ごしたため、友人たちの多くが東京にいたのだ。

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【病みそうな心を、東京通いでなんとか繋ぎ止める】

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