3.11、そのとき豊洲は
日本人の生活は災害と隣り合わせと言っても過言ではない。
特に人々の脳裏に焼き付いているのは、2011年3月11日の東日本大震災である。
東日本大震災の発生後、超高層のタワーマンション、いわゆるタワマンがある地域は災害への脆弱性を強く指摘された。
今回取材に協力してくれた不動産業界勤務の男性(44)が住む豊洲地域もその一つである。東日本大震災後、男性の住むタワマンも停電によってエレベーターが停止。
エントランス部分に300人ほど人があふれる状態だった。男性も仕事から帰宅後、エレベーターが止まっていたため自室まで40階超を自力で駆け上がった。
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