東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資

スペイン「行列ができる和菓子店」オーナーの正体 YouTubeと本で日本食を学び、マドリードで起業

15分で読める

INDEX

Tombo(トンボ)のオーナーパティシエ、石原たまらさん(撮影:アルベルト・オリバレス)

スペイン北部の港町サンタンデール。都市名を耳にしてピンとくる人は、よほどのスペイン通か、サッカーファンくらいだろう。日本人はおろか、アジア人観光客ですら珍しいこの街で、小さな和菓子店が注目を集めている。

「和菓子不毛の地」での開業

その名も「Tombo(トンボ)」。店内は、まるで友人の家に遊びに来たかのような雰囲気だ。ショーケースには、2個セットの大福(4.5ユーロ、約700円)やどら焼き(3.5ユーロ、約550円)といった日本人に馴染みの深い和菓子から、抹茶を使ったブラウニーやタルト、クッキーまでが並ぶ。

トンボの店内(撮影:アルベルト・オリバレス)

オーナーパティシエの石原たまらさん(41歳)は、2024年3月の開店以来、一人で店を切り盛りしている。開店から2カ月後には商品が即日完売するようになり、時には1時間待ちの行列ができるほどの人気だ。営業時間は、月曜を除く平日4~5時間、土曜は3時間に限定している。

【画像】日本で幼少期を過ごした石原さん、甘さ控えめのトンボのどら焼き、抹茶ブラウニー、ピーナッツ餡が入っている大福、オカシサンダ時代の石原さん、お姉さんと石原さん、トンボの店内、スペインの伝統菓子「ロスコン・デ・レジェス」

次ページが続きます:
【和菓子店の開業は無謀だと考えられていた】

2/9 PAGES
3/9 PAGES
4/9 PAGES
5/9 PAGES
6/9 PAGES
7/9 PAGES
8/9 PAGES
9/9 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象