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東京で急増「貧しい日本人を排除するビル」の矛盾 富裕層向けの商業施設、なぜこうも金太郎飴化?

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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富裕層やインバウンドを意識した商業施設が、東京に次々とオープンしている。が、なぜかどの施設も同じようなものばかり…その背景とは?(筆者撮影)

東京で進む「貧しい日本人」の排除

以前、私は「東京で『お金のない若者』が排除され起きている事 ディズニーも高嶺の花、カフェすら混んで座れない」で、都心で進む再開発が「若者の静かな排除」を起こしているのではないかと問題提起した。 

再開発後のビルの高級化によって、消費に使えるお金を多く持たない若者たちが、おのずと街で活動できる範囲が狭められているのではないかという意見だ。 

もちろん、これらは基本的に企業の活動の結果であり、それらを批判するのはお門違いかもしれない。筆者も、企業が利益を求める活動を否定はしないし、どんどん儲ければいいと思う。 

ただその一方で、街を散策していると、こんなふうにも感じられる。 

「富裕層やインバウンドをターゲットにした結果、金太郎飴のようなビルばかりできている気がする……」 

【画像11枚】「多様性をアピール」「しかし貧乏な日本人は静かに排除」…。東京では今、"金太郎飴"商業施設が急増している

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【『地面師たち』が描く都市再開発のイデア】

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