東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #リーダー1年目のマネジメント

チームや人事の評価を「落とす」リーダーの共通点 メンバーのやる気を奪う残念なふるまいとは?

9分で読める
  • 木部 智之 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社ディレクター

INDEX

チームの雰囲気をポジティブにするかネガティブにするかは、リーダー次第です(イラスト:『リーダー1年目のマネジメント大全』より)
新年度を機に、昇進してマネジメントを任されることになった人、初めて部下ができた人、無我夢中で約2カ月を過ごして、そろそろ「マネジメントって何をどうすることなんだろう?」「どうやら自分はリーダーに向いていないかもしれない」など、さまざまな疑問や葛藤を抱える時期ではないでしょうか。
本稿では、入社3年目から約20年にわたってリーダーとしてのキャリアを歩み続け、数々の修羅場をくぐり抜けてきた木部智之氏の最新刊『リーダー1年目のマネジメント大全』から一部を抜粋し、新米リーダーが最速で結果を出すための仕事術を3回にわたってお伝えします。今回は3回目です。

メンバーの活躍に「昇進」で報いる

私は以前、何に対しても文句ばかりを言い、組織のマネジメントにもあまり熱心ではなく、指示もめちゃくちゃなリーダーのチームで仕事をしていたことがあります。

正直にいうと、一緒に働いていて、あまり気持ちのいい人ではなく、リーダーとしても尊敬できるタイプではありませんでした。しかしあるとき、ふと気づいたのです。このリーダーは 「メンバーを昇進させている」という事実に。

多くの組織では、一定の範囲内で昇進の枠があります。

例えば、部にA~Eまで5つの課があり、その部には5人の昇進枠があるとイメージしてみてください。

この場合、5人の昇進枠はそれぞれの課で1人ずつではありません。例えば、Aの課長が自分のチームのメンバーの活躍をアピールして、A課だけで2人とか3人の昇進枠を取っていく、ということも十分起こり得ます。

次ページが続きます

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象