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5時間待ちも、「中目黒のスタバ」が繰り出す仕掛け ここで生み出されたアイデアが全国の店舗に波及

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  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント

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「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」の外観。建物の前には桜並木が広がる (筆者撮影)

今年の花見の季節は国内各地で多くの人が桜見物に訪れた。東京都内の名所のひとつが、目黒川の両岸に桜並木が広がるエリアだ。

この一角(住所は目黒区青葉台)に立地する大型カフェに「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」(以下、「ロースタリー 東京」)がある。建物は4階建てで各階はそれぞれ個性を打ち出し、ここでしか味わえない飲食や景観を求めて国内外からお客さんが訪れる。

桜が満開だった4月7日の日曜日は「入店まで最大5時間待ち」というSNS投稿もあった。

実はこの店、観光名所の一方で、さまざまな仕掛けを行う。ここでの取り組みがその後に横展開された例もある。今回は施設の責任者に話を聞き、知られざる側面を紹介したい。

【写真を見る】5時間待ちも、「中目黒のスタバ」が繰り出す仕掛け ここで生み出されたアイデアが全国の店舗に波及(6枚)

「落語」と「エスプレッソ」イベントを開催

4月11日、花びらと葉桜の景色の中、「ロースタリー 東京」では、「スターバックス ロースタリー座」のメディア説明会が開催された。4月18日から24日まで期間限定で開催された“落語でコーヒーを味わう”という体験イベントの紹介だった。

コーヒーを題材にした新作落語を披露したのは桂枝之進氏。22歳の若手落語家が喫茶店を舞台にした身近な言葉で語りかけることで、新たな顧客訴求への思いも込めた。

新作コーヒー落語「喫茶みどり」を披露する桂枝之進氏(写真提供:スターバックス コーヒー ジャパン)
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