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銀座の天一・食中毒騒動に「天下一品」が見せた好守 巻き込まれ風評被害も、危機対応の妙が光った

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  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

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老舗天ぷら店「天一 銀座三越店」で起きた食中毒をめぐり、対応が適切だったかが議論されています(画像:天一公式サイト)
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老舗天ぷら店「天一 銀座三越店」で起きた食中毒をめぐって、その対応が適切だったのかが議論されている。日を追うごとに、「大炎上」に近い状況になりつつあるなか、略称が似ているラーメンチェーン「天下一品」のコメントが注目を集めている。

これまでも、似た名前の企業・団体による不祥事によって、想定していなかった風評被害に巻き込まれる企業はあった。しかし、天下一品のコメントは60文字あまりと短いながら、迅速かつ的確な内容だ。SNS上では、スピーディーな危機管理対応に称賛の声もでている。

筆者はネットメディア編集者として、これまで何度も「勘違いによる炎上」を見てきた。あらぬ方向から火の粉が飛んできたときに、被害を最小限に食い止め、むしろプラスに変えるには、どうすればいいのだろうか。今回は「天下一品」の反応を例として、有事の際に企業ができることを考えてみたい。 

提供した水で化学物質での食中毒事故が発生

まずは、今回の事案をおさらいしよう。銀座三越(東京都中央区)に入居している「天一 銀座三越店」が2023年9月8日、中央区保健所から営業停止処分を受けた。運営企業の「株式会社天一」は9月13日、次亜塩素酸ナトリウムの入った水を提供したことにより、化学物質での食中毒事故が起きたとして、再発防止策や改善点を挙げたうえで、同日より営業再開すると発表している。

(画像:株式会社天一)

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