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80歳超の店員さんも「八戸にある弁当屋」の正体 介護の新潮流「利用者が働く」デイサービスの凄み

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お弁当屋兼デイサービスの「無添加お弁当二重まる一番町」。それぞれ自分のやりたいことや得意な仕事に就くのが、「二重まる」の基本方針(筆者撮影)
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ここ数年、要介護の利用者が働くデイサービスが増えている。その中の1つが、青森県八戸市にある、お弁当屋兼デイサービスの「無添加お弁当二重まる一番町」だ。介護を必要とする高齢者と50代以下の障がいのある人がともに働く、「共生型デイサービス」として地域に根づく。

さまざまな介護度の利用者たちは、実際にどのように働いているのか? この施設を運営する池田介護研究所の先進的な取り組みを中心に、「働くデイサービス」の実態をリポートする。

(前編:『デイサービスなのに「介護しない」利用者の本音』

要介護者が働く、お弁当屋兼デイサービス

JR八戸駅からほど近い街道沿いに、「無添加お弁当二重まる一番町」(以下、二重まる)はある。午前10時に店舗を訪れると、奥のカフェフロアで朝礼が始まっていた。

まずはメンバー全員で自己紹介を行った後、「ラジオ体操第1」をかけ、準備運動をする。朝礼の締めには、「朝の大笑いタイム」。皆で10秒間、ワハハと大笑いしてから仕事を始めるのが、「二重まる」の朝の日課だ。

この日は6月9日で「ロックの日」。朝の大笑いタイムでは、エルヴィス・プレスリーの曲をかけ、軽快にロックンロールを踊っていた(筆者撮影)

何とも楽しげな職場だが、働いているメンバーは80代以上の高齢者が中心。ここ「二重まる」は、お弁当屋兼デイサービスなのである。

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