教育版『マインクラフト』を使って、「原爆投下前のヒロシマの暮らしと街並み」をテーマに町をつくるワークショップが、2023年8月4(金)・5(土)の両日、広島テレビ本社(広島県広島市)で開かれる。申し込みの締め切りは7月28日(金)17時まで、参加費は無料。

教育版マインクラフトを使って広島の歴史を学ぶイベントの告知画像(Minecraftカップ運営委員会サイトより)

マインクラフトで原爆投下を考えるワークショップ

ワークショップを主催するのは、Minecraftカップ全国大会運営委員会、東京大学大学院 渡邉英徳研究室・藤本徹研究室、広島テレビ放送で、公益財団法人ヒロシマ平和創造基金「ヒロシマピースグラント」の助成事業として実施される。

「原爆投下前のヒロシマの暮らしと街並み」をテーマに、戦中の広島の街並みが昭和20年8月6日の原爆投下によってどのように変わったのか、マインクラフトを通じてグループで協力しながら理解を深める。また、広島平和記念公園と原爆資料館の見学も行う。

原爆資料館と広島の街並み(現在)

人気ゲームとして知られるマインクラフトの世界は、すべてブロックでできている。ブロックを壊して手に入れた素材をもとに、実在する有名建築物を再現するなど、ブロックの組み合わせでオリジナルの世界を構築して楽しむことができる。教育版マインクラフトはプログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使えるようにした教育向けエディションで、実際に学校でも活用されている。

ワークショップは広島テレビ本社(広島市東区二葉の里3-5-4)で2023年8月4日(金)午後1時~5時、8月5日(土)午前10時~午後3時に実施。8月5日の午後1時20分より予定されている最終プレゼンテーションは一般公開。その後、子どもたちが作成したワールドの体験スペースも設ける。

参加者の対象は、マインクラフトの基本操作を行うことができる小学4~6年生とその保護者(定員25組)。講師にはプロマインクラフターのタツナミシュウイチ氏などが参加。

パソコンは主催者で準備するが筆記用具、弁当、飲み物、熱中症対策グッズなどは各自で持参すること。

詳細と申し込みは下記URLより。

https://minecraftcup.com/3863/