東洋経済オンラインとは
ライフ #弁護士が解説 法的にアリ?ナシ?

「子どもの写真」をSNSに載せるのは法的にNG? 「肖像権」「プライバシー権」の侵害になりうる

6分で読める
  • 宮川 舞 銀座数寄屋通り法律事務所 弁護士

INDEX

SNSに親が子どもの写真や私生活上の事柄を公表することが多くなっていますが、法的な問題やトラブルのもとになることも(写真:takeuchi masato/PIXTA)

SNSの普及に伴い、親が子どもの写真や私生活上の事柄をSNSで公表するケースが多くなっています。

親からすると、わが子の日々の成長を記録する意味もあるでしょうし、可愛いわが子の様子を見てもらいたいという気持ちもあるのだと思います。

ですが、公表された子どもの側からするとどうでしょうか。小さい頃は何も思わなくても、年齢を重ね思春期になったときにどう感じるでしょうか。法的な問題はないのでしょうか。

「親が子どもの写真や私生活上の事柄をSNSで公表すること」にまつわる法律問題について、解説します。なお本稿において、子どもは「未成年」を指しています。

肖像権の侵害、プライバシー権の侵害になりうる

親だから子どもの写真をどう使用しようと自由かというと、そうではありません。子どもにも人権があり、肖像権もプライバシー権も認められます。親の人権と子どもの人権は別のものです。

そのため、親が子どもに無断で子どもの写真をSNSで公表することは、法的には、子どもの肖像権侵害やプライバシー権侵害になりえます。

そして、写真でなくても、親が子どもに無断で子どもの私生活上の事柄をSNSで公表することは、法的には、子どものプライバシー権侵害になりえるのです。

次ページが続きます:
【知っておきたい肖像権とプライバシー権の詳細】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象