週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #2021年有所見率

健康診断「異常あり」ワースト1沖縄が抱える問題 元長寿県に起こった問題は対岸の火事ではない

8分で読める
  • 君塚 靖 えむでぶ倶楽部ニュース編集部 記者
  • 汲田 玲未衣 えむでぶ倶楽部ニュース編集部記者

INDEX

(写真:gypsyhirano/PIXTA)

元長寿県に何が起こっているのか――。健康診断で「異常あり」の割合が全国一高い状態が11年も続いているのが沖縄なのだ。

筆者らの前回の記事(労働者の6割が健康診断「異常あり」の深刻な事態)では、全国平均で6割に達しようとする有所見率(健康診断を受診した人のうち、有所見者の占める割合)の背景や業種別の有所見率の傾向、健診後に医療機関を受診する「二次検診」の現状について解説した。

ただ、沖縄の「異常あり」の割合が高いとしても、これを沖縄県だけの話で済ますわけにはいかない。すべての日本国民にとって対岸の火事ではないのだ。

11年連続で都道府県別ワースト

厚生労働省沖縄労働局が発表した定期健康診断実施結果によると、2021年の沖縄県の職場の健診の有所見率は、前年比0.9ポイント上昇の70.4%で、都道府県別でワーストという不名誉な記録を更新した。全国平均(58.7%)と比べても、その深刻さがわかる(下の図)。

次ページが続きます:
【2009、2010年は福井が最下位】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象