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ロジカルな頭より、クレイジーな情熱 新世代リーダー 高島宏平・オイシックス社長

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東京・五反田のオイシックス本社。足を一歩踏み入れると、「Oisix」のロゴマークが入った白い段ボール箱が何段にも積まれ、壁のようになっているのが目に飛び込んでくる。

実はこの段ボール箱、オイシックス創業から間もない頃、パーティションが高くて買えなかった時代に作ったのと同じものだ。

通された部屋の名前は「ピーチかぶ」。オイシックスのヒット商品で、生で食べてもみずみずしく、まるで桃のように甘いというカブだ。ほかにも「トロなす」「かぼっコリー」「生トウモロコシ」など、会議スペースにはオイシックスの看板商品の名前がついている。この遊び心満載のオフィスに、髙島宏平社長のポリシーが見え隠れする。それは「何事も楽しむ」ということだ。

「何事も楽しむ」――。それは逆風が吹き荒れる環境のなかでも、髙島が貫き通してきた信念だ。創業12年を迎えた今、食品のインターネット販売を手掛けるオイシックスの売上高は順調に拡大を続けている(11年度の売上高は126億円、経常利益5・9億円)。だが、事業が軌道に乗るまでには、幾多もの困難に見舞われた。

東京大学大学院に在籍中、髙島は起業を経験している。その時に友人らと立ち上げた有限会社「Co.HEY!」は、「同じ仕事は2度としない」がモットー。航空会社の売れ残った航空券をネットで格安で販売する、秋田でのイベントをネットで生中継するといった、さまざまな新規事業に手を出した。

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