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東急田園都市線「衝突事故」を招いた10年前のミス 「ATC完備」なのに…万全なはずの安全対策に死角

東急田園都市線で起きた衝突脱線事故の図解(記者作成)
東急田園都市線の衝突脱線事故で、衝突して破損した回送列車(左)と各駅停車の車両=2025年10月6日(記者撮影)
東急田園都市線の衝突脱線事故で、衝突して破損した回送列車(左)と各駅停車の車両=2025年10月6日(記者撮影)
東急田園都市線の衝突脱線事故現場。はみ出して停車していた回送列車(左)に渋谷行き各駅停車が衝突した(写真:東急電鉄)
回送列車(5000系5101編成)は前面の排障器が折れ曲がっていた=2025年10月6日(記者撮影)
回送列車(5000系5101編成)は最後尾車両の連結面寄りの台車が脱線した(写真:東急電鉄)
回送列車に衝突した渋谷行き各駅停車(2020系2135編成)は1~4号車の側面に大きな傷がついていた=2025年10月6日(記者撮影)
渋谷行き各駅停車(2020系2135編成)は側面が損傷した(写真:東急電鉄)
衝突して脱線した回送列車。右の車両が脱線してやや傾いている=2025年10月6日(記者撮影)
衝突して脱線した回送列車。右の車両が脱線してやや傾いている=2025年10月6日(記者撮影)
事故車両の点検などを行う関係者=2025年10月6日(記者撮影)
衝突・脱線した東急田園都市線の車両を調査する運輸安全委員会の調査官ら=2025年10月6日(記者撮影)
衝突・脱線した東急田園都市線の車両を調査する運輸安全委員会の調査官ら=2025年10月6日(記者撮影)
衝突・脱線した東急田園都市線の車両を調査する運輸安全委員会の調査官ら=2025年10月6日(記者撮影)
駅と反対側から見た事故現場付近。右が回送列車、その隣が衝突した各駅停車。左側の4本は車庫に止まる大井町線車両。田園都市線の不通で出庫できなかった=2025年10月6日(記者撮影)
衝突した各駅停車(左)と回送列車(右)を調べる関係者=2025年10月6日(記者撮影)
引き込み線に停車する回送列車。本来の位置より約23m手前に停車し、後部が上り列車の進路にはみ出した=2025年10月6日(記者撮影)
夜間も現場調査と復旧作業は続き、10月6日の深夜に運転を再開した=2025年10月6日(記者撮影)
夜間も現場調査と復旧作業は続き、10月6日の深夜に運転を再開した=2025年10月6日(記者撮影)
田園都市線2020系の運転台。同線はATC(自動列車制御装置)を導入しており、信号は運転台に表示される(撮影:山内信也)
東急田園都市線梶が谷駅には運転見合わせを知らせる看板が立ち、駅員が利用者に代わりのルートなどを案内していた=2025年10月6日(記者撮影)
東急田園都市線梶が谷駅には運転見合わせを知らせる看板が立ち、駅員が利用者に代わりのルートなどを案内していた=2025年10月6日(記者撮影)
東急田園都市線の衝突脱線事故による運転見合わせと折り返し運転を伝える駅の電光掲示板=2025年10月6日(記者撮影)
東急田園都市線梶が谷駅には運転見合わせを知らせる看板が立ち、駅員が利用者に代わりのルートなどを案内していた=2025年10月6日(記者撮影)
事故原因などについて記者会見する(左から)東急電鉄の佐藤嘉一常務、福田誠一社長、藤江努電気部統括部長(記者撮影)
記者会見で謝罪する東急電鉄の福田誠一社長(中央)ら(記者撮影)
渋谷駅の地下に乗り入れる首都圏の大動脈が、ほぼ丸1日不通となる異常事態が起きた。10月5日の夜11時過ぎ…