習い事や旅行に行けない「体験格差」を保護者の自己責任にするのがまずい理由

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今井 悠介(いまい・ゆうすけ)公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事兵庫県出身。小学2年生のときに阪神・淡路大震災を経験。関西学院大学在学中、NPO法人ブレーンヒューマニティーで不登校の子どもの支援や野外体験活動に携わる。公文教育研究会(KUMON)に入社し学習塾の運営に従事。その後CFCを設立、代表理事に就任。著書に『体験格差』(講談社現代新書)(写真は本人提供)
出所:公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの『体験格差』実態調査 最終報告書」(2022年)「お子様が学校以外の場でやってみたいと思う体験について、させてあげられなかった経験はありますか。当てはまるものがあれば、すべてお選びください」という設問に対して、「特にない」と回答した者を除いた1113名を対象に回答を求めた。そのうえで「前問で選択した活動について、させてあげられなかった理由を教えてください(複数選択)」と質問した回答結果
墨田区で行われたハロカルホリデーでは、200以上の活動に子どもたちが参加した。左上:相撲部屋の朝稽古見学、左下:鞄づくり体験、右:銭湯の掃除体験(写真:CFC提供)
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