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国鉄最強の電気機関車「EF66」今どこで見られる?

5月21〜22日に開催された吹田機関区での撮影会では、EF66 27の1エンド側に惜別ヘッドマークを掲出した(筆者撮影、取材協力:JR貨物)
1986年に開催された高崎第二機関区の一般公開で展示された時のEF66 1。前面飾り帯は3分割されており、左右は通風口を兼ねていた。密着自動連結器と元空気ダメ管が一体となっているのがわかる。ホースはブレーキ管のみ、ジャンパ連結器はKE72のみが装備されている(筆者撮影)
 2次形35号機の国鉄時代。前面窓に庇の陰がある。また、側面の点検蓋が移動した関係で、製造銘板の位置がやや下に移動している。4分割の排熱口は1次形16号機以降に採用された(筆者撮影)
JR貨物に承継されたEF66 33の2007年の姿。運転室の屋根上にクーラーが搭載され、パンタグラフをPS22に交換。また、スカートには元空気ダメ管用のホースが追加され、密着自動連結器に付いていた元空気ダメ管の栓が撤去されている(筆者撮影)
更新工事により装飾が撤去され、JR貨物標準の白+ディープブルーに塗色を変更して印象が大きく変わった(筆者撮影)
2004年以降の更新機は車体の腰板を取り除いたため、裾部に段差がある、2次形では銘板が干渉するため、点検蓋に移動させた(筆者撮影)
EF66 27も2004年以降の施工車と同じく、車体の裾部に段差があり、銘板が移動している。しかし前面の装飾と、国鉄色の塗り分けが維持されたことで、限りなく原型に近い姿を保っている。写真は5月21・22日の撮影会時のもので2エンド屋根上のクーラーを取り外している(筆者撮影)
ブルートレイン「あさかぜ」を牽引するJR西日本のEF66 43。「あさかぜ」編成に連結されている電源車スハ25形のパンタグラフを異常時に降下させるためのスイッチを備え、連結器の左側に24系と回路を繋ぐためのKE70ジャンパ連結器を追設している(筆者撮影)
前面の装飾が復元されたEF66 1の1エンド側。スカート・連結器回りはJR貨物仕様のままとなっている(筆者撮影)
EF66 1の2エンド側は装飾がない姿で、塗装の塗り分けのみを変更。現存機で唯一更新機の面影を残している(筆者撮影)
1次形で最後まで庇が取り付けられず、パンタグラフも菱形のままだったEF66 11が鉄道博物館の保存機に選ばれた。保存に際してスカート・連結器回りも国鉄時代の仕様に復元している(筆者撮影)
EF66 11の密着自動連結器には元空気ダメ管が復元されている(筆者撮影)
更新機のEF66 35は保存に際して装飾の復元と国鉄色へ塗色変更、クーラーの撤去などを実施した。しかしスカート・連結器回りはJR貨物時代のまま、台車はグレーに塗装されている。初期更新機なので銘板は移動していない(筆者撮影)
運転台部分のカットボディとなったEF66 10。復元された飾り帯は本数が少なく、分割位置も31号機以降に準じている(筆者撮影)
ジオラマ京都JAPANに展示されているEF66 49と45の1エンド側カットボディ。運転台からHOゲージ鉄道模型の運転をすることができる(筆者撮影)
EF66 45の2エンド側カットボディはほしあい眼科で保存。敷地外からも見ることができる(筆者撮影)
国鉄最強の電気機関車だったEF66形0番代最後の生き残りであるJR貨物のEF66形27号機、通称「ニーナ」の定…
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