INDEX
ヘッドレスト、読書灯、電源コンセントらしき穴も見える。これは、インドが開発している高速鉄道車両の座席である。インドのアシュウィニ・ヴァイシュナウ鉄道大臣が車両工場を視察した様子を、高速鉄道の事業主体となるインド高速鉄道公社(NHSRCL)が11月1日に公表した。
インド初の高速鉄道計画はインド西部のムンバイ―アーメダバード間(508km)で建設中だ。2015年12月の日印首脳会談で日本の新幹線方式の導入に関する覚書が交わされ、日本が全面的に協力している。
2027年営業運転へ「国産車」製造
全区間の完成は2030年末の予定だが、それに先行して2027年8月に一部区間で運転を開始する計画だ
B28はインドの鉄道メーカーBEML(バーラト・アース・ムーバーズ・リミテッド)のベンガルール工場で製造される。インドの技術者たちが、同国特有の気候や運行環境に適応できるよう設計を行った。
最高速度は時速280km。実際の営業運転では時速249kmで走行する予定だ。列車は8両編成で、3列+2列の座席配置の一般車両が7両と、2列+2列の座席配置のエグゼクティブクラス車両が1両という構成だ。定員は557人。8両編成の列車2本を連結して16両編成とすることも可能だという。

