「AIが答えてくれるのに、本を読む必要はある?」への反論
10月27日から「読書週間」が始まりました。
しかし、AIがあらゆる疑問に答えてくれるいま、「そもそも本を読む必要はあるのか」と考える人もいるかもしれません。
わからないことがあれば、AIに聞く。
長い文章なら要約してもらう。知らない分野についても、「初心者にもわかるように説明して」と頼めば、短時間で概要をつかむことができます。
そんな時代になりましたが、すると、こんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
「もう、わざわざ本を一冊読む必要はないのでは?」
「知識は覚えなくても、必要なときにAIに聞けばいいのでは?」
確かに、必要な情報を手に入れるだけなら、以前よりはるかに便利になりました。
私も、AIそのものを否定するつもりはありませんが、ただ、ここで考えてみてほしいことがあります。
AIが「ある答え」を出してくれたとき、私たちは「その答え」をどう判断するのでしょうか。
「なるほど、そうなのか」とそのまま受け取る人もいれば、「本当にそうだろうか」「別の見方もあるのではないか」「以前読んだあの話とは、少し違う気がする」と立ち止まる人もいます。
「同じ答え」を読んでいるのに、「そこから考えられること」には差が生まれます。
その違いをつくるもののひとつが、自分の中にどれだけ「考えるための材料」を持っているかだと私は考えています。



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