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「1600日超」連続で通う客も…名古屋発「立ち呑みやきとんチェーン」が仕掛ける"驚きのファン化戦略"

13分で読める
大須観音店
名古屋でよく目にする「立呑み 焼きとん 大黒」。常連客が通い詰める仕組みを探った(写真:筆者撮影)
  • 赤川 琉偉 ライター・ナックルボーラー
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酒のアテが豊富で、商品力はなかなか高い

筆者が訪れたのは、名古屋・大須にある「焼きとん 大黒 大須観音店」。火曜日の19時台だったが、店内はかなり混んでいた。

まずは料理に舌鼓を打ちたい。定番の焼きとんは1本99円から。創業以来の名物「レバテキ」(レバーステーキ串)を頼んでみると、これが驚くほど美味しかった。何よりレバーそのものが美味しくて、合わせたネギもよく合う。名古屋駅の太閤通店では1本209円だ。この時点で、接客が売りの店と聞いていたが、料理だけでも十分に通う理由になると感じた。

メニュー表で唯一「激推」のマークがつく看板商品。香ばしく焼いたレバーに、ゴマ入りの刻みネギがたっぷり。大須観音店では1本253円(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「1600日超」連続で通う客も…名古屋発「立ち呑みやきとんチェーン」が仕掛ける"驚きのファン化戦略"(13枚)

「串焼き5本盛り」(759円)は、5本とも部位が違う。最初に食べた豚トロとハラミは素材の味が生きていて、残りの3本はタレの味付けがいい。いろいろな部位を食べられて、この値段は安い。

名古屋らしい「台湾」の名がつく料理もある。「台湾肉巻き」(253円)は、スタッフに聞くと、名古屋名物・台湾ラーメンの具をイメージしている。豚バラでもやしを巻き、ピリ辛のミンチをのせた串で、豚の脂ともやしの相性がいい。その他のメニューも、酒のアテとして魅力的だ。

名古屋名物・台湾ラーメンの具をイメージした「台湾肉巻き」(253円)。赤唐辛子とニラがのったピリ辛のミンチが、豚バラともやしによく絡む(写真:筆者撮影)
大須観音店でしか食べられない「観音ハムカツ」(330円)。大黒のマーク入りの紙袋で出てくる。コショウの効いた塩気と、衣のサクサク感がたまらない(写真:筆者撮影)
〆には「鉄板牛スジカレー」(715円)。ほろほろの牛スジがうまく、鉄板で焼けたおにぎりのおこげが香ばしい(写真:筆者撮影)
焼き場の目の前がカウンター席。スタッフは串を焼きながら客と話す(写真:筆者撮影)
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