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〈バット直撃の川上審判員が意識回復〉頭を打った後の本当の怖さ…見逃してはいけない"数時間・1カ月"【医師が解説】

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ヘルメットを着用し試合に臨む川口亘太球審
ヘルメットを着用し試合に臨む川口亘太球審(写真:時事)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長

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今年4月、プロ野球のヤクルト―DeNA戦(神宮球場)で、球審を務めていた川上拓斗審判員(30)の左側頭部に、打者のバットが直撃しました。川上さんは救急搬送されて緊急手術を受け、その後も長く意識が戻らない状態が続いていました。

事故からちょうど半年となる10月16日、日本野球機構(NPB)を通じて家族が経過を公表しました。担当医から「意識回復と見てよいでしょう」と言われ、会話や食事ができるまでになったといいます。

後遺症がないわけではなく、リハビリを続けているものの、見舞いに訪れる人には「球場に戻って審判がしたい」と繰り返し話しているそうです。

頭部外傷は日常的に起こる

頭部外傷はスポーツの現場だけで起こるものではありません。階段での踏み外し、自転車や酒席の帰り道での転倒……。高齢者になれば家の中でも転倒して頭を打つリスクが高まります。つまり、頭部外傷は誰にも、ある日突然、起こるものなのです。

今回のニュースをきっかけに「頭のケガ」について正しく知っておいてもらえればと思います(なお、川上さんの具体的な病名や手術の内容は公表されていません。本稿は個別の診断について述べるものではなく、頭部外傷一般についての解説です)。

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