また、血液をサラサラにする薬を飲んでいる人、高齢者、酔っている人、打った衝撃が大きかった人(高い所からの転落など)は、早めに医療機関でCT検査を受けることを勧めます。
危険なサインがなく自宅で様子を見る場合も、次の点を守ってください。
最初の24時間は1人にさせない 数時間後に急に悪化することがあります。少なくとも受傷から24時間は誰かがそばにいて、様子や会話に変化がないか見守ってください。夜もときどき様子を確認し、呼びかけにいつもどおり反応するかを確かめましょう。
当日〜数日は、飲酒・長風呂・激しい運動を控える 血のめぐりが急に良くなることで、症状が悪化するおそれがあります。
スポーツへの復帰は段階的に 脳震盪の疑いがあれば、その日のプレーはやめ、症状が落ち着いてから少しずつ運動を再開します。頭痛やふらつきが続くときは、自己判断で復帰しないでください。
高齢者はカレンダーに印を 転んだ日から1カ月後あたりに印をつけ、歩き方や物忘れの変化に気を配ってください。
「直後の様子」で判断しない
川上さんの事故の後、NPBは球審のヘルメット着用を義務化し、バットを投げ出す危険なスイングへの罰則も設けました。スポーツの現場での事故を防ぐ取り組みが進む一方で、日常生活では私たち1人ひとりが「気づく力」を持つことが、自分と家族を頭部外傷から守ることにつながります。


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