10月10日深夜に生放送されたバラエティ番組「オールスター後夜祭'26秋」(TBS系)で、お笑いコンビ・マリーマリーのタコスが女性芸人の紺野ぶるまの尻を触る場面があり、SNSを中心に批判が広がっている。
女性芸人の尻を両手で鷲掴み
問題の場面があったのは「物理で越えろ!リアル有吉の壁」という企画である。出演者90人が協力して、高さ2.7メートルの壁を乗り越えることに挑む。制限時間10分以内に全員が成功すれば賞金100万円を獲得できる。大柄な芸人を含む出演者たちが力を合わせて、互いの体を支えながら壁を登っていくという、シンプルで見応えのある企画だった。
その途中で、紺野が壁を登ろうとした際、下から支えていたタコスが、紺野の尻を両手で鷲掴みにするような動きを見せた。これを見たMCの有吉弘行は「すごいケツ触られてるけど」と指摘し、もう1人のMCである高山一実も「なんかちょっと嫌な触り方」とコメントした。この場面がSNSで拡散されると、不快感を訴える声が相次いだ。
今回の企画では、壁を登る人の体を下から押し上げる必要があるため、芸人同士で身体的な接触があること自体は問題ない。しかし、タコスの動きは体を支える補助の範囲を超えているように見えたため、多くの視聴者が違和感を抱いた。さらに、そのような行動が周囲から明確に制止されず、カメラもその様子を大きく映し出していたことが、番組全体への批判につながった。
ここでは、そもそも今回の行為が人を笑わせるためのものとして成立していたのかという観点から考えてみたい。一見するとセクハラに見える行為であっても、テレビに出演している芸人が番組中に行ったことである以上、笑いを取るための行動だったと考えるのが自然である。
言うまでもなく、タコス自身は性的な欲求を満たすためではなく、それが面白いと思ったからこそ、紺野の尻を揉むような動きをしたのだと推測できる。しかし、実際には多くの視聴者がその行為を面白いとは受け取らなかった。むしろ、女性の体のデリケートな部分に触れるという行為が、単なる性的なハラスメントに見えてしまい、不快感や嫌悪感を招いた。


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