鴨肉はクセがほとんどなく、やわらかくて食べやすい。きのこと一緒に、期間限定の「ポルチーニ香るきのこだし」で味わうと香り高さが増し、食べ放題だからといって安っぽい味わいは一切感じなかった。
黒毛和牛は、やや薄めスライスだが、パサパサした感じもなくやわらか。食べ放題だからこそ、数枚を重ねて一気に食べるという背徳感も満喫できるため、1枚が薄めでも特に不満はなかった。
猫ロボットからの肉泥棒をどう防ぐ?
続いて、肝心の配膳ロボットについて。肉の横取りが横行しているのかを確かめるため、店内の様子を注意深く観察した。店内には2台の配膳ロボットが稼働しており、体感では1分に1回ほどの頻度で席の近くを通過。
平日でも、頻繁に注文品を運んでいる様子がうかがえたが、横取りの現場を確認することはできなかった。
もちろん、今回の訪問をもって「肉泥棒はなくなった」と言うことはできない。その一方で改めて感じたのが、「そもそも仕様的に、意図せず横取りしてしまう可能性を含んでいる」ということだった。
しゃぶ葉では、注文した品は青く光るトレイにのみに置いてある。写真をよく見ると分かるが、下段に載っている肉は青く光っていないため別テーブルの注文品である。この肉を取ってしまうと、結果的に横取りしたことになってしまう。
実際、筆者に同行した60代の母も、「この肉も自分たちが注文したものだろう」と勘違いし、手を伸ばそうとしていた。慌てて止めたが、青いランプや説明書きをよく確認しない場合、悪気なく別のテーブルの肉を取ってしまっても不思議ではない。


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