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《リーグ最多12万人動員》でも儲からないバレーチームを、なぜ手放さないのか…シャンプーの会社が見出した「本当の価値」

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得点を上げて、駆け寄る東京グレートベアーズの選手たち
数々の危機を乗り越えコートに立つ、東京グレートベアーズの選手たち(写真:東京グレートベアーズ)
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東京GBはチームのコンセプトとして「VOLLEYBALL DREAM™」を掲げている。バレーボールで夢を叶えたい人たちのためのチームになる。そのコンセプトのもとに、フロントも選手も動いているという。

「フロントも選手に繰り返しそういった話をしますし、それを理解した上で、選手も自分のSNSで試合にお客さんを呼び込む努力をしている。そこにリルベア(東京GBのファンの愛称)の皆さんが乗っかってきてくれているという印象です」(野瀬さん)

そして、「そこには、このチームが立ち上がった経緯も影響しているのではないか」と続けた。

「うまくいかない先に、チームがなくなるという結末がある。それを選手もフロントも、ファンの皆さんも一度見ているからかもしれません」

12万人集めても大もうけできない、経費との「追っかけっこ」

では、経営の実態はどうか。収入の柱はスポンサー料とチケット収入。主な経費は、ホームゲームの開催・運営費と、選手の人件費や遠征費だ。久保田さんによれば、売り上げも経費も今では立ち上げ当初の倍以上になった。

「チケットが伸びたと思ったら経費も上がって、経費はどこまで上がるのかと思ったら、またチケットが伸びる。同じペースで両方が上がっていく、ずっと追っかけっこでした。12万人に来ていただいても、大きくもうかるわけではないんです」と久保田さんは苦笑する。

2024年に発足したSVリーグへ移行したことで試合数が増え、コートに立てる外国籍選手も2026-2027シーズンからは3人に増えた。実績のある選手を迎えれば、それに見合う報酬や環境も必要になる。4シーズン目にして、ようやく「何をすると、どれくらいかかるのか」が見えてきたという。

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