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《リーグ最多12万人動員》でも儲からないバレーチームを、なぜ手放さないのか…シャンプーの会社が見出した「本当の価値」

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得点を上げて、駆け寄る東京グレートベアーズの選手たち
数々の危機を乗り越えコートに立つ、東京グレートベアーズの選手たち(写真:東京グレートベアーズ)
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「まず引っかかりをつくり、バレーボールだと気づくのは後でいい」という発想だ。そこから東京スカパラダイスオーケストラにテーマソングを依頼、『呪術廻戦』や『チェンソーマン』など話題のアニメを手掛けるアニメーションスタジオ「MAPPA」の映像協力も得て、音楽やアニメのファンにも届くようになった。

こうした動きによって、選手の意識も変わった。創設1年目からキャプテンを務める古賀太一郎さんは、世界最高峰とされるポーランドリーグで3年間プレーした経験がある。トップリーグにはトップの選手が集まっていたし、集まるだけの環境があったという。

東京GBの創設からキャプテンを務める古賀太一郎さん。守備専門ポジションであるリベロとしてチームを支えている(写真:東京グレートベアーズ)

 「環境を整えるためにはお金が必要です。そのため、チームのフロント(運営スタッフ)にはマーケティングやSNSなど、競技と関係のない分野のプロがいて、チームの環境を支えていた。かつてのVリーグには、それがなかった」と古賀さんは語る。

宣材写真の撮影は「1人3分」から「丸1日」へ

その古賀さんが東京GBで驚いたのが、宣材写真の撮影だった。

「僕がいたチームでは、宣材写真の撮影は1人3分くらいで終わっていました。今は1日かけて撮ります。最初は気恥ずかしさもありましたけど、慣れるんですよね。フロントが表現したいコンセプトにリスペクトを持って臨んでいますし、かっこいい写真が出るのは僕らもうれしい。お互いの信頼関係から、ああいったビジュアルができ上がっているのだと思います」

一見、アーティストのCDジャケットのような写真など、見せ方にこだわったクオリティの高い写真はバレーボールファンの中でも評価が高い(写真:東京グレートベアーズ)
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