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「真面目な人は浮かばれない」 地元報復疑惑の簗農水相をかばう高市首相、「働いて返せ」に欠けた国民不在の大義

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簗農水相
10月8日の参院本会議で答弁する簗農水相。その視線は多くの時間、原稿に向いていた(写真:時事)

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「私自身、その発言は不適切だと考えましたので、厳しく注意をしました。もとより大臣の任命責任は私にありますが、政治家の発言については、まず本人が適切に説明することが重要であり、しっかりと説明したうえで襟を正して職責を全うしてほしいと考えております。『とにかく働いて仕事で返せ』と言っております」

10月8日午後の衆議院本会議で国民民主党の玉木雄一郎代表からの質問に対して、高市早苗首相はこのように答弁した。簗和生農林水産相を更迭しない以上は「働いて返せ」とはそのとおりだが、その前提として存在すべき「国民のため」という大義についてはどうなのか。

「真面目な人は浮かばれないですよ」

「那須烏山市と那珂川町の令和8年度の道路予算については、大幅にカットしました」

5月24日に開かれた自民党大田原支部の総会で簗氏がこう話すと、会場からどよめきが湧いた。だが、それに意を介さないかのように、簗氏は続けた。

「那須烏山市については、前年比の64%減、3分の1にしました。そして那珂川町は54%減にしています」「命は守らねばなりませんから、河川の関係は触っていません。道路の命に支障のないところを削減しています」

さらに簗氏はこう述べた。「これくらいやらないと、ですね。まとも、真面目な人は浮かばれないですよ」。

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