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『人間失格』を英語にできる? 英語の勉強がとたんに面白くなる「翻訳家の目線」で好きな作品を感じる面白さ

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英語
英語を暗記科目から、言葉の意味を考えるゲームにするには?(写真:Graphs/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当

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「『人間失格』を英語にすると…‥?」という質問に、あなたは答えられるだろうか。書籍『勉強が面白くなった瞬間』を9月に上梓し「学びの楽しさ」を説く東大カルペディエム。その代表を務める西岡壱誠氏が、辞書の訳語を当てはめるだけでは楽しめない、英語作品の勉強法について語る。

みなさんは太宰治の『人間失格』は、英語で何と訳されていると思いますか?

「失格」は英語でdisqualification。そう知っていれば、Human Disqualificationのように訳したくなるかもしれません。

しかし、もっともよく知られている英語タイトルは、まったく違います。

No Longer Human

直訳すれば「もはや人間ではない」です。

「直訳」では、作品の空気は伝わらない

この訳を初めて知ったとき、僕は「なるほど、たしかにこちらのほうが作品に合っている」と感じました。そして同時に、英語の面白さは、こういうところにあるのではないかと思ったのです。

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単語を覚え、文法を覚え、問題を解く。テストのためだけに勉強していると、英語はどうしても単純作業になってしまいます。僕自身、英語がまったく面白くないと感じていた時期がありました。

そんな人におすすめしたいのが、「この日本語は、英語ではどう表現されているんだろう?」と考えてみることです。

ただ単語を置き換えるのではありません。その言葉が場面の中で果たしている役割まで考え、「自分が翻訳家ならどう訳すか」を想像してみるのです。

これを始めると、英語は暗記科目から、言葉の意味を考えるゲームに変わります。

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