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『人間失格』を英語にできる? 英語の勉強がとたんに面白くなる「翻訳家の目線」で好きな作品を感じる面白さ

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英語
英語を暗記科目から、言葉の意味を考えるゲームにするには?(写真:Graphs/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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ここまでの例に共通しているのは、日本語の単語を英語の単語に置き換えるだけでは、本当に伝えたいことは残らない場合があるということです。

翻訳家は、その言葉がどんな場面で、どんな気持ちから発せられ、作品の中でどんな役割を果たしているのかを考えます。

そのうえで、英語の言葉を選んでいるのです。

翻訳は「単語の置き換え」ではなく「意味の選択」

だから翻訳を見るときは、単に「正解の英語を確認する」だけではもったいない。

まず、自分ならどう訳すかを考える。次に、実際の翻訳を見る。そして、「なぜこの単語を選んだのか」「何を残し、何を変えたのか」を考えてみる。

それだけで、disqualificationとfailureの違いも、eatとdevourの違いも、ただ暗記するより深く理解できるようになります。

辞書が教えてくれるのは、訳語の候補です。最後にどの言葉を選ぶかを決めるのは、文脈です。

英語の勉強がつまらないと感じている人は、ぜひ一度、好きな小説や漫画、アニメ、音楽の英語版をのぞいてみてください。

「自分なら、どう訳すだろう?」

その問いを持つだけで、英語は「覚えなければならないもの」から、「考えるほど面白くなるもの」へと変わっていくはずです。

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