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「勉強できる子」に育てるには"運動"が欠かせない?…脳科学でわかってきた「体を動かすこと」が大切な理由

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子ども 遊び 体力
頭を使いながら多様な遊びをすることは、子どもの筋肉や脳にさまざまな刺激を与えます(写真:buritora/PIXTA)

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「勉強を頑張るなら、まず運動」――そう聞くと意外に思うかもしれません。実は、体を動かすことは筋肉や体力だけでなく、子どもの「学ぶ力」にも深く関わっています。
本記事は『こどもの体力は3タイプ タイプ別でわかる体力の「育て方」と「活かし方」』より一部抜粋・再編集してお届け。近年の研究から見えてきた、運動と学力の関係性について解説します。

勉強を頑張るためにも運動は必要

「運動をすると、勉強もできるようになるのでしょうか?」

講演会や保護者の方とのお話の中で、この質問を受けることがよくあります。

確かに、「運動をたくさんすればテストの点数が上がる」と言われると、本当にそうなのだろうか、と感じる方も多いでしょう。勉強する時間を減らしてまで運動する必要があるのか、不安になる保護者の方も少なくありません。

私は、この質問に対して「運動をしたから成績が上がる」と単純には考えていません。

しかし一方で、「勉強を頑張るためにも運動は必要です」と自信を持ってお伝えしています。その理由は、近年の脳科学や運動生理学の研究によって、運動が脳の働きに良い影響を与える仕組みが少しずつ明らかになってきたからです。

その仕組みを説明するうえで欠かせないのが、「BDNF(脳由来神経栄養因子)」と呼ばれる物質です。

BDNFは、脳の神経細胞の成長や働きを助けるたんぱく質で、「脳の栄養」あるいは「脳の肥料」とたとえられることもあります。もう少し分かりやすく言うと、脳が新しいことを学び、記憶し、経験を自分のものにしていくための環境を整える物質です。

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