2026年9月18日、おかきの製造・販売を手がける播磨屋本店が、2027年3月末日をもって直売店・通販共にすべての営業を終了すると発表。公式サイトに掲げられた「聖なる廃業のお知らせ」は、瞬く間にSNSで拡散されて大きな話題となった。
Xには、廃業を惜しむ声が広がっていた。
東京や一部のネット民の間では公式サイトやトラック等で発信される社長の主張で有名になっている側面もあるが、播磨屋本店のお膝元であり、筆者の暮らす兵庫県では手土産に重宝される「おなじみのおかき」といった身近な存在なのだ。
本記事では、地元民の目線から播磨屋本店のおかきについて紹介すると同時に、廃業のニュースの翌日、翌々日の店舗を訪れた筆者が、その様子をレポートする。
「いいおかき屋さんがあるんです」→サイトを見て仰天
まず初めに、地元民の筆者が播磨屋本店を知った時のエピソードをご紹介したい。
筆者は結婚を機に県外から兵庫県へ移り住んだため、播磨屋本店のことを知らなかった。初めてその名を聞いたのは、ある仕事の依頼がきっかけだった。
姫路出身の編集者から「播磨屋本店というおかき屋さんを知っていますか? とてもおいしくて、すごく雰囲気のいいお店なのでぜひ取材をお願いしたいです」と声をかけられて引き受けたのだ。
そして下調べのため公式サイトを開いてみると、表示されたページを見て筆者は仰天してしまった。
おかき屋のサイトのはずなのに、目に飛び込んでくるのは過激とも思えるワードがびっしり並ぶ、強いメッセージで埋め尽くされていたからだ。(「これは本当におかき屋のサイト?」「検索ワードを打ち間違えたのか?」と思い、何度も見直してしまった)


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