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健康で長生きするほど《「ピンピンコロリ」は99%失敗する》? 2000人を看取った在宅緩和ケア医が明かす"死に際の真実"

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看取り
最期をどう過ごしたいのかは、自身だけでなく看取る家族にとっても大きなテーマです(写真:Taka/PIXTA)

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厚生労働省が7月24日に公表した「令和7年簡易生命表」によると、年齢別の平均余命は65歳では男性19.68年、女性24.52年。ざっくりと足し算すると、2025年に65歳だった男性は85歳前後、女性は90歳前後まで平均的に生きる可能性があることを示す。

超高齢化社会に突入し、平均余命が長くなるほど、多くの人が願う理想的な死に方は「ピンピンコロリ」。長い老後を家族に迷惑をかけずに元気でピンピン生きて、最後は寝たきりにならずコロリと死ぬ。

長生きするほど「ピンピンコロリ」は失敗する

しかし大学病院の外科医から在宅緩和ケア医に転身後、18年間で2000人以上の在宅がん患者の終末期に寄り添い、最期を看取ってきた萬田緑平氏は、「長生きするほどピンピンコロリは失敗する」と断言する。

「大病せずに長生きしても、内臓は確実に老化していて動けなくなるときがやってきます。そのとき、コロリと亡くなっている状態で発見される人は、たまたまうまくいった人。朝、ベッドで亡くなっていたとかですね。その確率は僕の感覚では1%もいるかどうか。

ほとんどの人は倒れてヒクヒクと息がある状態で見つかります。そして、本人が『延命治療はしない』などの医療方針を持っていたとしても、家族がそれを了解していない限り、ほぼ確実に救急搬送で病院に運ばれて、濃厚な延命治療を受けることになります。つまり、ピンピンコロリは99%叶いません」

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