有料会員登録
ライフ

「日本スゴイ」に歓喜する「ほめられたい日本の私」の切実な裏側 無言社会が生む「ほめられ飢餓」と幸福度の伸びしろ

13分で読める
ほめられる 科学と資本主義の未来──〈せめぎ合いの時代〉を超えて
日本人は「ほめられること」に飢えているのか?(写真:Graphs /PIXTA)

INDEX

なぜ日本人は「外国人が日本をほめそやす動画」に夢中になるのか。身内には強烈な同調を求め、街では他人と関わらない「無言社会」。その裏には、何があるのか。『科学と資本主義の未来──〈せめぎ合いの時代〉を超えて』著者の広井良典氏が、世界幸福度調査の課題や「都市型コミュニティ」の視点から、日常の意識を少し変えるだけで生まれる日本人の幸福の大きな「伸びしろ」を紐解く。全2回の前編。

日本人の幸福度はなぜ低いのか

近年、「幸福」や「ウェルビーイング」というテーマへの関心が高まっていることはあらためて言うまでもないだろう。

『科学と資本主義の未来──〈せめぎ合いの時代〉を超えて』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

私自身もそうした話題や政策展開に様々な形で関わりをもち、本欄でも関連の論考を幾度か掲載するとともに(いま再び「幸福」が社会的テーマになっている理由 「自己実現」のさらにその先にある「自己超越」、なぜ平等で格差が小さい社会ほど幸福度が高いか 「親ガチャ社会」の日本に未来がない納得理由)、拙著『科学と資本主義の未来』(2023年)でも議論を行った。

ここではこうした流れも踏まえながら、特に「なぜ日本人の幸福度は低いのか」「それを上げるにはどうしたらよいか」という話題に焦点をあてて考えてみたい。

2/7 PAGES
3/7 PAGES
4/7 PAGES
5/7 PAGES
6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数