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キャリア・教育

文房具はお小遣いの中から買わせない?「自活力」を育むお金のルールと、20年前から先進的だった灘中の「お金の教育」

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お年玉をもらう小学生
「節約より、必要なことにどう使うかを教えるべき」と佐藤亮子さんは話します(写真:Ushico/PIXTA)
  • 佐藤 亮子 「東大理Ⅲに合格した3男1女」の母

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4人の子ども全員を東京大学理科三類に合格させた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さん。『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話』(パク・ソヨン著)を読み、子どもにお金のことをどう教えるか、改めて考えさせられたと話します。
前編では、教育費には集中してお金をかけるべき「旬」があることや、習い事でこれまでかけたお金(サンクコスト)に執着しないことなど、親自身のお金の使い方について聞きました。
後編のテーマは、「子ども自身の金銭感覚の育て方」です。子どもが将来自分で稼ぎ、生きていく「自活力」を身につけるために、家庭でどんなことができるのかを探ります。

お小遣いで「やりくり」を教えなくてもいい理由

『投資家の母が20歳になった娘にどうしても伝えたいお金の話: 好きなことで生きて、一生困らず自由でいるために』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

小学生になると、毎月1000円などと決めて、お小遣い制にする家庭もありますよね。「お小遣いは、いつからいくらくらい渡すと良いですか?」とお母さん方からよく聞かれます。

でも私が気になるのは、金額よりも、「そのお金を何に使わせるか」ということです。

たとえば、「鉛筆やノートなどの文房具も、自分のお小遣いの中から買いなさい」というご家庭があります。

そうすると、自分のお金が減るのが嫌で、短い鉛筆をいつまでも使ったり、ノートにチマチマ小さく書いたりする子も出てきます。

私は、それは違うのでは、と思います。むしろ、鉛筆やノートは、湯水のように使ってもらいたい。それで子どもが賢くなるなら安いものだからです。

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