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思い当たる人には朗報! 「ため息」「ののしり」「貧乏ゆすり」ついやりがちな《悪い癖》が実は体にいい意外なエビデンス

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「ため息をつくと幸せが逃げる」とは限らないという(写真:jessie/PIXTA)
  • 岡本 宗史 医師、医学博士(抗加齢医学)

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ストレスや疲労を感じたとき思わずついてしまうため息は、つくと「幸せが逃げる」といわれるくらいネガティブなイメージで捉えられがちですが、抗加齢医学が専門の医学博士である岡本宗史氏によれば、そんなため息を意識的につくことで得られる健康効果もあるそうです。
本稿では、岡本氏の著書『結局、体調がすべてを支配する 疲れと不調に振り回されない74の科学』から一部を抜粋・編集する形で、一般的には悪い癖とされる「ため息」「ののしる言葉」「貧乏ゆすり」の意外な効能を紹介します。

意識的な「ため息」で気分が上向き、呼吸が整う

1日5分の意識的なため息は、同じ5分のマインドフルネスよりもポジティブな感情を高め、安静時の呼吸数を減らす効果が大きいことが示されました。

アメリカのスタンフォード大学が健康な成人108名を対象に行った研究では、1日5分間の呼吸法、またはマインドフルネスを1カ月続けました。意図的なため息を繰り返す「サイクリック・サイイング」は、マインドフルネスよりもポジティブな感情が増え、安静時の呼吸数も減りました。一方、不安感はどちらの方法でも減り、両者に明確な差はありませんでした。

ストレスや疲労を感じたとき、思わずついてしまうのがため息。ネガティブな心情の象徴のように思われがちで、「ため息をつくと幸せが逃げる」といわれることもあります。

しかし、実はため息は人間の生理的な反応で、特にストレスや緊張が高まると無意識に起こるものです。人間は1時間に約12回、無意識にため息をつくとされています。

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