さらにレストランを併設したことにより効率的なスタッフ配置も可能になったという。
「スタッフは旅館の業務とレストランの業務の両方に従事しています。忙しい時間帯はレストランと旅館で異なります。例えば、レストランの利用客が少ない昼から夕方にかけては受付業務を行い、旅館の業務が少ない夕食の時間帯はレストランの仕事に集中しています。状況に応じた人員配置をすることで宿泊価格を抑えることができました」
ちなみに館内のレストランのメニューはグループでの食事を前提に作られている。そのためメニュー構成は通常の店舗とは異なる。例えば、他の店舗では提供していないエビチリや酢豚などの単品メニューが採用されている。一方で、人気メニューの一つであるしょうが焼きは採用されていない。
「東明館では1人で食べるようなメイン料理はあまり好まれないんですよ。シェアしながら食べるメニューが好まれます」と久保田さんは話す。
清潔感と快適性を重視した館内
旅館の運営方針はどのように定めているのだろうか。最も重視しているのが館内の清潔感だという。
東明館ではスリッパの代わりに足袋ソックスを用意している。「1度利用したスリッパを清掃して再利用するよりは新品の足袋ソックスを用意した方が清潔感がある」と考えたそうだ。
「足袋ソックスで館内を歩いていただきますので、館内の掃除は徹底しています」と久保田さんは話す。


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