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「3割うまい!!」というキャッチフレーズを見たことがある人もいるだろう。埼玉発のローカル中華チェーンとして首都圏中心に店舗を多数展開している「ぎょうざの満洲」だ。
2019年、川越市に本社を移転してすぐに、飲食店を苦しめた新型コロナウイルスのパンデミックの渦にのまれた。しかしこの危機を最小限の売上減で乗り切り、25年度には売上高100億円を突破。現在、100店規模の企業に成長している。
無理な拡大戦略は取らず、「3割うまい!!」という独特の経営哲学に基づく料理を提供し続けている。池野谷ひろみ会長に会社の現在地と今後の展望を聞いた。
「オープンキッチンスタイル」が表す強い自負
伝統的な蔵造りの街並みで知られる、埼玉県川越市中心部。そのにぎわいから少し離れた郊外にあるのが「ぎょうざの満洲」川越本社工場だ。19年1月、同県坂戸市から移転したこの施設は、2万6000平方メートル超の広大な敷地にある。
関東エリア全域の店舗へ届けるスープやタレ、各種惣菜、デザートを一手に引き受ける生産・物流の中心施設である。ISO9001や食品安全の国際規格であるFSSC22000の認証を取得した高度な衛生・品質管理体制のもと、毎日新鮮な食材がトラックで運搬されていく。

