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AIを発明したのは誰?ノーベル物理学賞を受賞した半導体と機械学習の研究を東大院物理学生が解説

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半導体 ノーベル物理学賞完全解説
Nobel Prize Award Ceremony 2024(写真:Pascal Le Segretain / Getty Images)
  • 亀田 崚 東京大学大学院理学系研究科学生・日曜劇場『御上先生』教育監修

INDEX

近年よく耳にする半導体。一体その正体とはなんなのでしょうか。『ノーベル物理学賞完全解説』を上梓した東大大学院物理学専攻の亀田崚氏が最新技術やノーベル賞秘話とともに解説します。

品薄や価格上昇が続いている半導体

2026年6月、日経平均株価が初めて7万円台を突破しました。その主役となったのは、キオクシアやアドバンテスト、東京エレクトロンなどといった半導体関連株とAI関連株です。AIの需要拡大を背景に、HBMやDRAM、NANDフラッシュメモリといった半導体の品薄・価格上昇も続いています。

とはいえ「半導体とは何か?」と問われると、あまり説明できませんよね。

よくわからないけどAIを動かしており、現代社会の基盤となって株式市場まで左右する、そんな存在が半導体だと認識している人も多いでしょう。

一言で言えば、半導体とは「電気を通す量を、人間の都合で調節できる物質」です。

金属のように常に電気を通すわけでもなく、ゴムのように電気を通さないわけでもない、ある程度は電気を通してある程度は電気を遮断する、そんな中途半端な物質こそが半導体なのです。

半導体の代表としてあげられるのが、ドーピングを施したシリコンです。

シリコンの単体はほとんど電気を通しませんが、ごくわずかな別の元素を混ぜる「ドーピング」という手法によって、シリコン中に通る電気の量を自在にコントロールできるようになります。電子を余分に持つ元素を混ぜれば「n型」、電子が足りない元素を混ぜれば正孔(電子の空洞)が動く「p型」になります。

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