品薄や価格上昇が続いている半導体
2026年6月、日経平均株価が初めて7万円台を突破しました。その主役となったのは、キオクシアやアドバンテスト、東京エレクトロンなどといった半導体関連株とAI関連株です。AIの需要拡大を背景に、HBMやDRAM、NANDフラッシュメモリといった半導体の品薄・価格上昇も続いています。
とはいえ「半導体とは何か?」と問われると、あまり説明できませんよね。
よくわからないけどAIを動かしており、現代社会の基盤となって株式市場まで左右する、そんな存在が半導体だと認識している人も多いでしょう。
一言で言えば、半導体とは「電気を通す量を、人間の都合で調節できる物質」です。
金属のように常に電気を通すわけでもなく、ゴムのように電気を通さないわけでもない、ある程度は電気を通してある程度は電気を遮断する、そんな中途半端な物質こそが半導体なのです。
半導体の代表としてあげられるのが、ドーピングを施したシリコンです。
シリコンの単体はほとんど電気を通しませんが、ごくわずかな別の元素を混ぜる「ドーピング」という手法によって、シリコン中に通る電気の量を自在にコントロールできるようになります。電子を余分に持つ元素を混ぜれば「n型」、電子が足りない元素を混ぜれば正孔(電子の空洞)が動く「p型」になります。


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