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入社3年ですり減る若手が続出する理由…172の研究でわかった「つらさの正体」は、能力の欠如ではなく《適合のズレ》だった

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適合のズレ 5日で自分の才能が見つかる本
職場でのつらさの多くは、能力の欠如ではなく「適合のズレ」から来ていると分かった(写真:zon / PIXTA)

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入社して3年、疲れきって「自分は能力が足りないのだ」と思い込む。そんな若手が後を絶たない。だが、172本の研究をまとめた産業組織心理学のメタ分析が示したのは、職場でのつらさの多くが能力ではなく「適合のズレ」から来ているという答えだった。そして、ズレについては、辞めなくても縮める方法があるという。
※本稿は『5日で自分の才能が見つかる本』から一部を抜粋してお届けします。

同じ職場にいても、生き生きと働く人と、いつも疲れて見える人がいます。この差はどこから来るのか。その理由を知る糸口となりうる、「産業組織心理学」という分野を支えてきた、1つのメタ分析があります。172本の研究、836の数値データを1つにまとめ、職場で人が幸せに働ける条件はなにかを分析したものです。

職場で幸せに働ける条件を、数字にした研究

アイオワ大学のクリストフ=ブラウンらは、人と職場の「フィット(適合)」が仕事の成果にどう影響するかをまとめました。172研究、836の効果量を集めた大きなメタ分析です。

この研究では、フィットを4つの種類に分けて調べました。仕事内容との適合(Person-Job fit)、組織文化との適合(Person-Organization fit)、チームとの適合(Person-Group fit)、上司との適合(Person-Supervisor fit)の4つです。職場で満足できるか、辞めずに残れるか。それは、この4つの適合がどう重なるかで大きく変わってきます。

このメタ分析で特に目を引いたのは、「適合」の影響力の大きさでした。仕事内容が自分に合っている人ほど、仕事への満足度は高くなるという結果です。

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