INDEX
同じ職場にいても、生き生きと働く人と、いつも疲れて見える人がいます。この差はどこから来るのか。その理由を知る糸口となりうる、「産業組織心理学」という分野を支えてきた、1つのメタ分析があります。172本の研究、836の数値データを1つにまとめ、職場で人が幸せに働ける条件はなにかを分析したものです。
職場で幸せに働ける条件を、数字にした研究
アイオワ大学のクリストフ=ブラウンらは、人と職場の「フィット(適合)」が仕事の成果にどう影響するかをまとめました。172研究、836の効果量を集めた大きなメタ分析です。
この研究では、フィットを4つの種類に分けて調べました。仕事内容との適合(Person-Job fit)、組織文化との適合(Person-Organization fit)、チームとの適合(Person-Group fit)、上司との適合(Person-Supervisor fit)の4つです。職場で満足できるか、辞めずに残れるか。それは、この4つの適合がどう重なるかで大きく変わってきます。
このメタ分析で特に目を引いたのは、「適合」の影響力の大きさでした。仕事内容が自分に合っている人ほど、仕事への満足度は高くなるという結果です。


※ログイン後、コメント入力が可能です。