有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

仕事で「もう無理」になるのは突然ではない…真面目で責任感が強い人が見逃す「3つの前兆」

6分で読める
(写真:buritora/PIXTA)

INDEX

「もう、この仕事を続けられない」「何もかも嫌になった」――。仕事の悩みが限界まで膨らむと、ある日突然、こうした感情が表面化することがあります。悩みを抱え、「考えているのに進めない」「どうすればいいかわからない」という状態を、「思考渋滞」といいます。思考には「情報」「感情」「意味」という3つの車線があり、どこかが詰まったり、複数の車線が絡み合ったりすることで、いくら考えても前に進めなくなることがあるのです。今回は『「考えているのに進めない」がなくなる 思考渋滞から抜け出す方法』の著者・佐野創太氏が、「小渋滞」の見つけ方と、日々の仕事の中で思考の渋滞を予防する方法を解説します。

ただし、大きな思考渋滞は、何の前触れもなく始まるわけではありません。

会議で納得できない方針が示されたのに、「わかりました」と答える。本当は帰りたいのに、周囲が残っているから自分も残る。誰もやりたがらない仕事を見て、つい「自分がやります」と引き受ける――。その場では見過ごしてしまうような、小さな違和感が積み重なっています。では、大きな渋滞になる前に、どうすればそのサインに気づくことができるのでしょうか。

大きな渋滞の前に現れる「無理・我慢・自己犠牲」

仕事の悩みが大きくなったとき、「ある日突然、つらくなった」と感じることがあります。しかし振り返ってみると、その前から小さな違和感が積み重なっていることは少なくありません。大きな思考渋滞になる前に起きている小さな詰まりが「小渋滞」です。そして、それを見つけるキーワードが、「無理」「我慢」「自己犠牲」の3つです。

まず「無理」とは、頭では納得していないのに、やってしまったことです。たとえば、「この進め方では難しい」「本当は別のやり方のほうがいい」と思っているのに、その場の流れに合わせて引き受けてしまう。あとになって、「本当にこれでよかったのだろうか」と引っかかる。これは、頭の中で情報や条件がうまく整理できないまま進んでいる状態です。「情報」の車線にできた小さな詰まり、つまり情報渋滞の入口です。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数