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アメリカや中国とは異なる日本流のAIとの向き合い方とは 実は新しいテクノロジーが大好きだった日本人のこれから

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AIとテクノロジーのイメージ
日本人はAIテクノロジーの進歩をどのように受け止めていくのだろうか(写真:drawlab19/PIXTA)

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日本でも日々話題となっているオープンAIとAI業界の実情を詳細に取材した全米の話題書、『エンパイア・オブ・AI』の日本語版が刊行された。
気鋭の若手ジャーナリストによる260人への300回以上にわたるインタビュー、7年に及ぶ取材活動から生まれた話題書を、ITに詳しい文筆家・情報キュレーターの佐々木俊尚氏はどう読んだのか。その所感を3回に分けて紹介する。今回は3回目となる。

日本のAI許容度は低いのか?

『Empire οf AI(エンパイア オブ AI):新しい帝国が生まれるとき』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

『Empire of AI』は、AIに関するここ15年くらいの過渡期の現象をあらゆる角度から書き尽くしていて、さすがアメリカのジャーナリズム、たいへん密度が濃いと思いました。良くできた本です。

一方でどこかに、そこはかとなく「AI許すまじ」といった主張が入っていて、そこは違和感がありました。AIとのいいつきあい方をもっと考えたほうがいいのではないかと言いたいです。

AIに関してはいろいろなデータが錯綜していて、はっきりしたことは言えないのですが、日本の企業のAI利用度はアメリカや中国よりも低いようです。一方で企業ではなく個人に対してAIの許容度を聞くと、日本もけっこう高くて、アメリカよりずっと上にいる。そして中国が圧倒的に高い。

どうしてそんな結果になっているのか。

ここからは推測ですが、日本企業は新しいツールを導入するのに常に腰が引けるので、「AIを導入していますか」と聞くと「していません」と答えるところが多いのではないか。しかし実は隠れてAIを使っている人がすごく多いのではないか。

つまり会社のパソコンでは使っていないけれど、家のパソコンで資料を作るときにこっそりAIを使ってるとか、プライベートな友だちとして日常的な話し相手にしているとか。

この背景にどんな理由があるのかについては、いろいろな見方があります。

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