(前編:『「現地スタッフの哀れみ」「想定外の車種」…50代男が往復6.2万でハワイへ、東南アジアより安いと選んだ先の"圧倒的アウェイ感"』)
2025年10月、24年ぶりにオアフ島を訪れた(『ハワイに苦手意識もあったが・・・LCC「ZIPAIR」でハワイへ《爆安往復5.7万円》のリアル、想定外の感想と落とし穴 50代男のひとり旅は楽しめるのか』)。
これに味をしめて、2026年6月、再びハワイをめざすことにした。今度は火山で知られる、ビッグアイランドことハワイ島である。
日本人が営むコーヒー農園へ
ハワイ島といえば、最近あちこちでコナコーヒーの名を耳にするようになった。ちなみに世界中にコーヒー農園多しといえど、日本人が経営するコーヒー農園は非常に少ない。コナには、UCCやドトールが所有する農園もある。
筆者が訪れたのは、村松由希夫・祥代夫妻が営む、家族経営の村松小農園だ。この農園では月・水・金曜の午後に農園ツアーと試飲を行っている。
最初に少し農園で説明を受けた後、おすすめのコーヒーの試飲と、農園で採れたカカオからできたチョコレートの試食がある。
標高400mの高台にあるテラスからは太平洋を遠望し、農園で収穫された豆を飲むというコーヒー好きの夢が叶う。
東京出身の村松由希夫さんは、コナに住んでいた親戚を頼って移住することになった。コーヒー農園で経験を積み、2013年に自らの農園を構えた。
コーヒー好きがきっかけでカフェを始める人は少なくないが、生産者になる人はきわめてレアである。そんな村松さんの話を聞きながら、無農薬・有機栽培のコーヒーをいただく。
コナコーヒーで気をつけたいのは、豆の配合率だ。ハワイでは、全体の10%がコナの豆なら「コナ・ブレンド」と名乗ることができる。これはさすがにひどいということで2027年7月以降は、コナコーヒーを51%以上含まないと「コナ」と名乗れなくなることが決まったが、購入するなら少し割高でも、100%コナコーヒーのものを選びたい。
日本人経営のコーヒー農園の後は、日系人が営むレストランへ。その名は「マナゴホテル」。畳敷きの部屋もあった1917年創業のホテルは2024年に閉館したが、レストランは今も創業者の4世が切り盛りしている。


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