2022年、ジェームズ・ビアード賞の「ノースウェスト&パシフィック部門」のセミファイナリストになったほか、ハワイで最も権威があるハレアイナ賞のBest Big Island Restaurantを受賞している。
料理はアラカルトのみ。選択肢は多くはないが、どれも質は高い。チップも込みで92ドル。ハワイの物価の高さを考えれば割安といえる。男一人旅の締めくらい、少し贅沢をしても許されるだろう。
ヒロからホノルルへ
最終日はヒロ空港からホノルルへ飛ぶ早朝の便である。空港でレンタカーを返却(まだオフィスは空いていないので、キーボックスに鍵を入れるだけ)する。
ヒロからホノルルへのフライトは、左の窓側をアサインすると、マウナケアを眼下にのぞむことができる。すばる望遠鏡などの天文台もよく観察できた。
節約と日本とのかかわりをテーマにした50代男一人ハワイ旅行だったが、昨年のオアフ島同様、事前に想定したよりも、かなり楽しかった。
かつてはハワイが少し苦手だった。あまりにメジャーすぎ、世界にはほかにいいところがたくさんあるのに……と思ってもいた。
ただ、50代になり、メジャーも悪くないと感じられるようになった。というより、ハワイ島でもUCCのように日本ゆかりのところや、マウナケアのような名所に行かないと日本人の姿を見かけなかったから、もはやメジャーでないのかもしれない。
物価はたしかに高いが、無料のへレオンバスや民泊などを駆使すれば安く済ませられるし、レンタカーも(アップグレードの結果ではあるが)ムスタングのオープンカーが1日あたり42ドルは日本よりも格安だった。
一人旅は、ビーチなどにはやや不向きだが、日本人や日系人の歴史をたどるというテーマでは、むしろ一人のほうが向いていたとすらいえる。
年齢や性別、旅する人数で行き先を固定せずに、自分のスタイルならどのように楽しめるのかをつきつめればよいのではないだろうか。
(前編:『「現地スタッフの哀れみ」「想定外の車種」…50代男が往復6.2万でハワイへ、東南アジアより安いと選んだ先の"圧倒的アウェイ感"』)


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